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都立定時制が新入生追加募集 全員が合格 

都教育委員会は16日、都立高校定時制課程10校で実施した新入生追加募集による入学手続き状況を発表しました。
3月の2次募集で多くのの不合格者が出たため、異例の措置として計300人を追加募集しました。
これに今回138人が応募し、平均倍率は0・46倍となりました。実際に受験したのは136人で、結果は全員が合格となりました。


各校の入学手続きをした人数は、以下の通りです。

▽小山台8人▽松原13人▽大山26人▽足立12人▽南葛飾12人▽葛西南10人▽荒川商14人▽第五商25人▽総合工科2人▽橘14人。

都立高校の定時制については、09年度の2次募集でも、43校中21校で定員以上の応募があり、114人が不合格になった前例があります。
定時制高校の保護者やOBたちでつくられる、都立定時制高校を守る会連絡会は「定時制高校は、不登校などの困難を乗り越えて入学を希望する子どもたちのために、募集枠を拡大すべきだ」と訴えています。
都教委は今回の状況も踏まえて今後も検討していくそうです。